足立 孝 (Adachi, Takashi)
略歴
-1970年生
-名古屋大学文学部史学科卒業(1993)
-名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了(1996)
-同博士後期課程修了・博士（文学）(1999)
-日本学術振興会特別研究員(PD)(1999-2002)
-名古屋大学文学研究科21世紀COEプログラム「統合テクスト科学の構築」研究員(2003-2004)
-弘前大学人文学部講師(2004)
-同准教授(2006)
-広島大学大学院文学研究科准教授(2012)
研究分野
-西欧中世史
-中世地中海史
-中世スペイン史
主著
-『辺境の生成─征服=入植運動・封建制・商業─』名古屋大学出版会、2019年
-Une critique genetique du compte seigneurial: ideal et realite de l'exploitation
d'un domaine episcopal de Huesca au XIIIe siecle, Entre texte et histoire.
Etudes d'histoire medievale offertes au professeur Shoichi Sato, Paris,
2015, pp. 3-18.
-Charters, Cartulary and Family Lineage Re-created: a Genetic Study of
the Cathedral Archive of Huesca from the Twelfth to the Mid-Thirteenth
Century, Configuration du texte en histoire, Nagoya, 2012, pp. 95-107;
-「9-11世紀ウルジェイ司教座聖堂教会文書の生成論―司教座文書からイエ文書へ、イエ文書から司教座文書へ―」『西洋中世研究』創刊号、2009年、87-105頁;
-Documents of Dispute Settlment in Eleventh-Century Aragon and Navarra:
King's Tribunal and Compromise, Imago Temporis. Medium Aevum, no. 1, 2008,
pp. 71-85.
趣味
-フットボーラー
ゼミ紹介
-西欧中世史研究が対象とする時間的・空間的範囲はきわめて広大ですから、学生自らが選択する研究分野・対象もじつに多様です。たとえば、時間的には、7世紀フランク史から14･15世紀のフランドル都市史まで、空間的には、北はアイスランドから南は北アフリカまで、西はイベリア半島から東はパレスチナにいたるまで、その関心は既存のヨーロッパの枠組みにとどまるものではありません。
ひとこと
-中世史料に触れて、往時の人々の生活・思考に思いを馳せてみましょう。
研究室
-A551
〒739-8522
東広島市鏡山1-2-3 広島大学大学院文学研究科西洋学研究室内
TEL 082-424-6652
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